R8/10/23 小学生への福祉教育

社協本部

上小阿仁小学校の3、4年生計15名に向けて、『見つけよう!上小阿仁のやさしさ』をテーマに福祉教育を行いました。

1.座学~福祉ってなんだろう?社会福祉協議会って何をしているの?~

『福祉』の文字の成り立ちや、上小阿仁村社協で行っている活動などをスクリーンに映して説明を行います。
大事な部分が出てきたら一生懸命にメモを取っていました。最後まで真剣に聞いている姿が印象的です。

説明後の質問コーナーでは、「介護をするとき、力は要りますか?」や「仕事をしていて大変なことはなんですか?」などの質問もありました。

2.体験コーナー

ここからは実際に体験をして、理解を深めてもらいます。今回は2つのものを使用しました。

①簡易トイレ(災害時用)
災害時にライフラインが寸断された場合、深刻とされるものの一つとして“水洗トイレを使えないこと”があります。トイレを我慢すると体調不良になることや、綺麗ではないトイレは衛生的にも悪いためです。

今回はそんな時に使える簡易トイレを組み立ててみました。3人1組で箱から取り出し、説明書を見ながら作っていきます。
パーツがはまらなかったり、上下が逆だったりする障害をクリアして完成!実際にポンチョをかぶって座りました。

②車いす
車いすを前に興味深々の様子。一通りの説明後、車いすに乗る人・押す人に分かれて体験しました。

しっかりブレーキが解除されていることを確認してから進みます。押している児童は「曲がるよ」、「止まるね」など声をかけながら操作していました。
乗っている児童からは「ちょっと怖いかも」、「はじめて乗った!」などの声も。
恐る恐るの児童もいれば、楽しそうな児童もおり、反応は千差万別でした。

「お年寄りの気持ちになれた」という児童に対し、職員が「車いすはお年寄りだけじゃなくて、病気やケガで歩けない人たちも使うんだよ」と言うとハッとした様子。
「子どもでも乗ることがあるかもしれないんだ」と納得していました。

体験することで、新たな発見があったようです。

3.お年寄りとのふれあい

デイサービス利用者との交流タイムでは、事前に考えてきた質問を聞いてみたり、一緒にレクリエーションをしたりします。
最初は児童の顔に緊張や照れが見えました。しかし利用者に「元気があっていいね」、「こっちにおいで」などと笑顔で言われ、だんだん溶け込んでいる様子でした。

児童「デイサービスで楽しいことはなんですか?」
お年寄り「こうやってみんなに会えて、話せること。家に一人きりでいると寂しいからね」

お年寄り「3、4年生は何人いるの?私たちの頃は一学年に90人くらいいたよ」
児童「90人も!?すごい!」

児童「今年の学校祭には来てくれましたか?」
お年寄り「行ってないよ」
児童「来年は来てください!」

あちこちから和やかな会話が聞こえてきます。先生や職員を交えながら、多世代交流を楽しみました。

最後に児童の皆さんが合唱曲『MUSIC』を歌ってくれました。明るく伸びやかな歌声が響きます。振り付けもあり、元気いっぱいな姿に利用者の顔も綻んでいました。手拍子をしながら、聞き入っている様子です。

今回の経験が、児童の皆さんにとって実りあるものであれば幸いです。
社協では今後も福祉活動を広く周知すべく、福祉教育や広報活動に勤しんでいきます。

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